2017/06/14

発達障害とWRAP

WRAPを実際にやってみて、WRAPは頭の構造化になっていると感じています。
たとえば、外部からの刺激なのか、自分の内側からの刺激なのかをわかっておくだけでも、不調への対応方法が異なります。原因から遠ざかることもできるし、不調なりの仕事の方法、必要最低限のやり方で自分を救う方法があります。外と内のサインをごちゃごちゃにしていると、この不調は何だろうと思う時間に費やしてしまう。

実はずっと前に職リハの資料、「発達障害者のためのリラクゼーション技能トレーニング(ストレス・疲労のセルフモニタリングと対処方法)」を読み、自分も受けたいと思いました。日中仕事をしているため、トレーニングを受ける時間もなく、思いだけでとまっていました。

ふとよく読むと、「発達障害者のためのリラクゼーション技能トレーニング(ストレス・疲労のセルフモニタリングと対処方法)」はWRAPににているなと思いました。
とくに第2章のリラクゼーション技能トレーニングとWRAPはよく似ている、いや今の私にはWRAPのほうがもっと具体化されているように思えます。

自分の感覚や苦しみを構造化するのです。掃除や仕事を構造化すると、やりやすくなりませんか?私自身の体験から、感情や苦しみでも同じ構造化をしたら、生きやすくなるのではないかと仮説をたてました。
当事者会を続けていて、自分の内外からの刺激から不安や苦しみを感じ、仕事ができなくなった当事者を見てきました。私はWRAPがひとつの答えになると確信しています。これは私自身の体験からくるものです。

もちろん該当しない当事者もいるでしょう。

ただ、今働いている当事者は仕事があるため、私と同様トレーニングを受けることも出来ません。
今私はWRAPで生活にメリハリがつき、身の回りのことも少しましになりました。外部や内部からの刺激からうまく付き合う方法を説明していくことで、少しでも多くの人が就労を続けられるといいなと思い、WRAPのファシリテータを取得しました。

このブログを読み、WRAPにご興味ある方は是非ここまでご連絡ください。

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