覚悟を決めた妻はひとつひとつ対応していった。毎年1つ私に作業を覚えこまそうとした。また、日常会話の訓練もしてくれていた。
具体的には、毎日私が返答するまで話しかけたり、毎日洗濯かごにいれるように言ったり、毎日スーツを書けるように言ったりしてきた。当時妻から言われるのがうっとしい、おしつけだと思った時期もあった。でもこれらの繰り返しが自覚後の訓練の基礎となっていく。今では妻に感謝している。当時の妻は何回もくじけそうになり、離婚も考えたそうだ。私は能天気に仲の良い夫婦だと一人思っていた。
洗濯かごにいれるようになったのは1年かかったと思っているが、妻はたまに忘れるので、忘れなくなったまで10年かかったと言う。
スーツは今でも妻が満足できるレベルに達していない。皿洗いもまだ妻の求めるレベルをクリアできていない。会話は以前と比べるとかなりまし。だけど、外で無理している時は昔に逆戻りです。(^^;
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