ぽっぷから依頼された発達障害の紹介記事をドラフトレベルでまとめてみました。締め切り9月16日だったけかな
計3回の紹介で、最初の1回目です。
コメント頂けると幸いです。普通の方々が読みます~
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この度、発達障害について紹介するように依頼されたのですが、既に沢山の専門家による発達障害の紹介文がある中で、発達障害当事者の視点から当事者の現状を伝えられたら良いかなと思い、筆を取りました。私が書くのはそういう視点ですので、学術的根拠は一切ございませんので、御考慮頂けると幸いです。
発達障害とは脳機能障害として定義されています。
情報を受け取って、脳の中で処理して、結果として感情や感覚で受け取る。これが一連の流れです。
この一連の処理の中で、生活に支障が出るくらいの症状を発達障害と呼んでいるというのが私の認識です。
脳機能障害ですから、どこの脳機能に障害があるかは人それぞれです。それゆえ、発達障害者の症状は百者百様になってしまいます。
例えば、発達障害の症状で医師や臨床心理士の専門家にも知られていない症状で、
視覚過敏、聴覚過敏、痛覚過敏などの感覚過敏があります。
視覚過敏では、蛍光灯は1秒間に60点滅くらいします。普通の人には見えませんが、見える人もいるのです。夜、わずかな光で眠れなくなる人、複数の人の会話の音が混ざりあい、言葉に聞こえない人、ちょっと触られることがすごく痛く感じる人がいます。
普通の人が感じないことを感じてしまう人たちがいます。
これらの症状は治せるものではないので、自分で避けるスキルを向上させて、適応する状態です。日常生活をおくるのに、私たちにはそういうスキル向上努力をして日常生活をおくっているのです。そんな状態なので、周りの人たちには「がんばればもっとできる」とは私はあまり言われたくないのです。一般の方が普通にしていることを私はかなり努力して頑張って適応しているのです。今が限界の頑張りなので、それにさらにプラスアルファで頑張れは大変難しいです。
また自分でスキルを向上させることができない人もいます。この場合、周りの人が支援して避けることができる要因から遠ざけるなどの配慮が必要となります。
ただ発達障害を個性として受け入れて欲しい人もいるし、もう無理だから障害として受け入れて欲しいという人もいる。発達障害というひとくくりでみるのではなく、発達障害を持っているその人自身を見てほしい、そしてその人が何を望んでいることを考えて頂けると幸いです。
次回は成人発達障害当事者の現状を書きたいと思います。