2013/03/11

成人発達障害当事者の支援の流れ

ぽっぷから成人発達障害の記事を書いて欲しいと言われたので、今回は実際に私の事例を中心に発達障害に自覚してから、支援を受けて、就労に至るまでの過程を書きます。
クリニックに診断されてから、しばらくは無為に過ごしました。このときに抜け殻のようになりました。発達障害者は犯罪者になるしかないのかとも思っていました。これが私のプレイスの活動源のひとつになっています。
このままでは駄目だと思って、自分が今までとは違う当事者事例になろうと思って、就労を始めました(かなり思い上がっていますよね(^^;)
支援機関をあちこち回りました。発達障害当事者の人とも100名以上と会いました。支援機関も模索中だし、当事者も模索中。私から、他の当事者を見ていると、うまくいっている人は私にはどういう支援が必要かを相手の支援レベルに合わせて言えている人が多いです。
私が実際に回った支援機関をまとめてみました。一部私が就労した後に行った支援機関もありますので、そこは御容赦ください。
1.東京都障害者職業支援センター
地域障害者職業センターにおける発達障害者に対する専門的支援の試行実施中です。
ご自身の障害の傾向を客観視できない方にお勧めです。
就労するうえで、障害を自分の言葉で語り、会社の人に説明する必要があります。言語化にはかなり役に立つ支援センターです
2.ハローワークの就労訓練
障害者向けの訓練では不満で、障害者枠を目指す人で、身につけたい技能が定まっている人に向いています。
3. 国立職業リハビリテーションセンター
倍率が20倍程度になっていますが、当事者に沿う訓練を一緒に考えます。
4.ウイングル
就労したことがない人に仕事のホウレンソウの擬似訓練、パソコンの習得などしやすいです。
5.ハローワーク
障害者面接会に参加すると、通りやすいです。
6.その他
生活支援センターで就労前の生活のリズムを整えましょう。
どの支援も満足できるものではないとは思います。でも、活用して、少しでも楽になる部分があるなら、活用しましょう。支援に全てを求めることなく、多少楽になるぐらいの気構えで支援を受けると楽になるような気がします。
締め切りが来ないと動かない症候群の人でした~

2013/03/03

就労はつらいよ~ 2年6ヶ月たちました~

特に変化なし、
ただ、コミュニケーションで、ノンバーバール関連のコミュニケーション力が非常に弱いと指摘されております。
・お客様に話すとき、相手の表情を読み取ることができず、相手の反応がわからず、話しの緩急をつけず、全て同じレベルで話してしまう。相手の反応は同伴の人にお願いしています。
・社内調整のとき、相手を説得できない。他の人から見ても、明らかに私が正しいけれども、相手への説得ができず、子供のケンカになってしまうことが残念だといわれています。伝え方が難しい。

成人のアスペルガーブログ読者